立地 Gladysdale
植樹 1997
標高 300m
土壌 火山岩質にグレー・クレイの表層
方角 東向き斜面
面積 29 エーカー(約11.7ヘクタール)
アップル・ジャック・ヴィンヤードはアッパーヤラ・バレーに位置し、著名なビティカルチャーであるRay Guerinと息子のMarkによって植樹された。高い標高の冷涼な気候はブドウの成熟期を長くさせ、ピノ・ノワールやシャルドネに適した産地となっている。(ヤラ・バレーの中心地の収穫期より3-4週間遅くなる)ドラマティックなスロープに面しており、ブドウの樹は入念に手入れされている。玄武岩がベースで火山性で石がごろごろしている表層はスッキリとしたスパイシーさとしっかりとした味わいと長い余韻を生んでいる。
手摘みによる収穫。40%(D2V5, D5V15)は房ごと小さなオーク製桶とステンレス製のオープントップの発酵タンクに移される。MV6のグレープは除梗され発酵槽に移される。 発酵は天然酵母によりはじまり、僅かにピジャージュを施した後、カルボニック・マセラシオンが行われる。 圧搾されたブドウは、新樽25%、古樽の75%の228Lのフレンチ・バリックで10か月ほど熟成。ボトリングは重力にまかせて清澄や濾過は実施されていない。動物性剤は一切使用されていない。
レッドカラント、クランベリー、森の下草など複雑な香り。豊かな赤系果実の風味と心地よい酸味、キメの細かなタンニンとのバランスのとれた滑らかな味わい。
酸度 5.8g/L
pH 3.48
【2017】
96 points - Mike Bennie, The Wine Front
【2018】
92 points - Wine Spectator Magazine
【2019】
96 points - James Suckling
93 points - Mike Bennie, The Wine Front
95 points - Huon Hooke, The Real Review
98 points - James Halliday