ブラッスリー・レカン上野×GRN　スペシャルコラボディナー開催しました

ソムリエ岩田渉 × シェフ末竹範大スペシャルディナー

2022年6月28日、ブラッスリー・レカン上野にて、ソムリエ岩田渉氏と昨年、ブラッスリーレカン上野の新たな料理長として就任した末竹範大とのコラボレーションディナーを開催いたしました。

忙しい方の為の2分間ハイライト。
※衛生管理徹底の元、撮影しております。
※音が出るのでご注意ください。

私、営業企画の森川がしっかり、（ちゃっかりと横でペアリング・ディナーを美味しく頂きながら）レポート致しますヨ！

①アミューズ・ブッシュ｜シー・ソー・オーガニック　プロセッコ　2021

アミューズの写真を撮り忘れました。
ごめんなさい🙇（やる気あんのか！怒　許して！次回は頑張ります！！！

とっても暑い日だった為、プチプチ泡が身体に染み渡りました・・・辛口すぎない、岩田ソムリエの説明にもあった「少し残した糖分」が食欲を湧き立てます。しかもこのワインはオーストラリアでもかなり標高の高い地域「オレンジ地区」で作られた冷涼地域のブドウを使用している為、酸度が高く、糖度の高さを素晴らしくカバー。べたつかない口当たりがアペリティフに最高！

ペアリングワイン

シー・ソー・オーガニックプロセッコ
参考小売価格　￥3,000（税込￥3,300）

②鰯・梅・大葉をテリーヌに仕立てて｜エアリー・バンク　グリ・オン・スキンズ　2021

このお料理はシェフがこのオレンジワインに是非合わせて欲しい！と思って作ったお料理だそうで、梅干しのだし汁系の旨味と、オレンジワインの相性は抜群、まんまとシェフの策にのせられてしまいました！また、岩田ソムリエは青背のお魚であるイワシとの相性も大切にしたようで、どちらかというとサンマやイワシなどのお魚には赤ワインの方が合わせやすい場合もあるので、ピノ・ノワールを提案したりするところを、今日はお肉の段でピノ・ノワールを出すので、ピノ・グリという品種をスキン・コンタクトして赤ワイン的な作り方をされたこのオレンジワインを即決したようです！なるほど～！！！

ペアリングワイン

エアリー・バンク　グリ・オン・スキンズ
参考小売価格　￥2,800（税込￥3,080）

③蝦夷鮑のポワレとココナッツのリゾット｜フレイムツリー・シャルドネ2020

正直、びっくりしたのです、最初お食事のメニュー名を聞いたときは、ココナッツリゾットに鮑・・・？聞いたことありません、想像もできません。しかし、岩のりを食べて育った鮑と共に磯の香りを放つ海苔と×サーフィン聖地マーガレット・リヴァー産のワインの持つヨード香、そしてココナッツリゾットのミルキー感にペアリングワインの持つ樽シャルのバターニュアンスがダブルパンチしてくるような、衝撃的なペアリングでした。私の今日一はこれでした！！！もう一回この組み合わせで食べたい！

ペアリングワイン

フレイムツリーシャルドネ
参考小売価格　￥3,500（税込￥3,850）

④石川県産虎魚のファルシソースブイヤベース｜デシベル　ヴィオニエ 2020

見てくださいこの脂ののった、まるまる太った虎魚さんを！！！NZでも、世界でもまだまだ栽培面積が非常に少ない「ヴィオニエ」のワインで合わせます。アロマティックな、地中海の草花木果を連想させるようなこの品種のワインがブイヤベースソースの持つハーブを代表する複雑な香りと、そして夏野菜のクリーンな緑と合わさって絶妙な夏のお料理を経験させて頂きました・・・！

ペアリングワイン

デシベル　ヴィオニエ
参考小売価格　￥2,680（税込￥2,948）

⑤ブルターニュ産仔鴨のロースト黒胡椒と赤ワインのソース｜ブランクキャンバスウナ・ヴォルタピノ・ノワール 2018

きましたきました！鴨×ピノ・ノワールは鉄板です。しかし、お料理がワインに合わせるようなアプローチをとった一品だった為、全房発酵のテクニックを用いたブランク・キャンバスのピノ・ノワールと合わせるように、シェフの工夫がなされたお皿でした。夏のキノコとピノ・ノワールの滋味深さ、そして粗挽きの黒胡椒と全房発酵由来のスパイシーさが「鴨×ピノ・ノワール」ペアリング方程式を二乗するような進化版を垣間見せてくれた、これは人類史に残る新たな方程式です。。。