創業からわずか20年で、バード・イン・ハンドは数多くの受賞歴を持つワインを造るワイナリーへと成⻑しました。アデレード・ヒルズのランドマーク的な存在となったセラー・ドアは休日には多くの人で賑わいます。週末にはコンサートの開催も行っており、国際的にも高く評価されたミュージシャンやオーケストラが演奏し、数千人ものファンが楽しんでいます。また、バードインハンドでは財団を設立し、恵まれない人々や地域社会の支援に取り組んでいます。醸造⻑:キム・ミルンMWオーストラリア・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー2年連続受賞。オーストラリアで2番目にマスター・オブ・ワインの資格取得。30年に及ぶワイン業界での経験を持ち、うち9年間はヴィラマリアのチーフワインメーカーを務めています。2003年よりバード・イン・ハンドの醸造⻑に従事。国際的なワインショーの審査経験が豊富なキムは、現在シドニーインターナショナルワイン・コンペティションの議⻑を務めています。2013年にはドリンク・ビジネス・マガジンより、キム・ミルンMW率いる醸造チーム右:キム・ミルンMW 中央:ディラン・リーインターナショナル・ワイン・チャレンジ右:醸造家ディラン・リー世界に影響を与えるワインコンサルタントトップ10に選ばれています。世界で最も優れた赤ワインの造り手2019年インターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて、バード・イン・ハンドの醸造チーム、キム・ミルンMWとディラン・リーは、ベスト・オブ・レッドワインメーカーを受賞。世界を代表する醸造家としても知れらる大きなきっかけとなりました。23Australia南オーストラリア州アデレード・ヒルズBird in Handバード・イン・ハンドIWC 世界No.1の赤ワイン醸造家マスターオブワイン率いるワイナリー#サステイナブル#クールクライメットアデレード・ヒルズ育ちのアンドリュー・ニュージェントと彼の父であるマイケル・ニュージェントによって1997年創業された家族経営のワイナリー。当時はまだ新興ワイン産地であったアデレード・ヒルズに80エーカーの畑を購入しました。平均標高450mに位置する畑は冷涼な気候で、降雨量は年間約780mm。セントローレンス湾からの海風、マウント・ロフティ山脈から降りてくる風、オーストラリアの恵まれた日照量が組み合わさり、ブドウの生育に良い影響を与えている理想的な環境です。ワイナリーの名前はアデレードから約37キロ離れたウッドサイドという小さな町に位置した金鉱山「バード・イン・ハンド」から名付けれました。ワイン造りの理念でもある、テロワール本来のキャラクターを表現するために、環境に配慮したサステイナブル農法の取り組みを重視。化学的な介入はなるべく避け、自然に任せた醸造を行っています。
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