イーデン・ヴァレー産のリースリングは、活気に満ちていることと長期熟成型であることで評価されており、オーストラリアの偉大なリースリングの多くを生産している。このワインのブドウはイーデン・ヴァレーの東部を上ったところにある我々の単一畑で造られている。昼夜の寒暖の差のおかげでブドウが熟し、魅惑的な酸を保ちつつも非常に果実味の濃いワインができあがる。
ブドウは早朝の涼しい時間に収穫されるとすぐにワイナリーへと運ばれ、圧搾の工程が行われる。フリーラン果汁と圧搾果汁の割合はリースリング醸造の豊富な経験を持つ醸造家のクリスタが決める。ラタフィアの様なスタイルのワインは搾汁とフリーラン果汁の両方を用いてワイン造りが行われる。果汁は3日間低温管理された後に発酵タンクに移される。ボトリングは6月中旬に行われる。
繊細なライムの花とバラのフローラルなアロマにシトラスを想わせる味わいが長い余韻へと続く。
海鮮料理やスパイシーな料理との相性がとくによい。リースリングのクオリティを楽しみたい方にはおすすめ。
酸度 7.0g/L
pH 2.9
ロルフ・ビンダーは以前はヴェリタスという名前で知られたワイナリーで、ロルフ・ハインリッヒ・ビンダーの手で1955年バロッサ・ヴァレーの中心に創業した。ワイナリーの伝統は2代目ロルフ・ビンダーとその姉クリスタによって受け継がれ、そのワインは高い賞賛を得ている。
【2018】95 points, Gold - James Halliday
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