新鮮さと品種の特徴を保つため、夜の涼しいうちに収穫。除梗後、エアバックに入れて優しくプレスし果汁を抽出しました。清澄化しバーガンディスタイルの酵母を用いてステンレススチールタンクで発酵させました。発酵温度は14-15℃と低温で、新鮮さと品種のアロマを保つために長時間の発酵が行われました。オークによる熟成でワインの複雑性を高めています。澱の上で撹拌しテクスチャーと口当たりを整えた後、清澄して瓶詰めしました。
新鮮なメロン、白桃、レモンカードの豊かなアロマに、ほのかにトースティなオークの香りが漂います。これらの特徴は、軽やかな構造と柑橘系のフィニッシュを持つ味わいへと続きます。 完璧にバランスのとれたシャルドネで、生き生きとした果実のアロマと、ほのかなバターとバニラの香りが複雑に絡み合うミディアムボディのテクスチャーが特徴的です。深みのあるワインでクリーミーな質感を持ち、グレープフルーツのような酸味で締めくくられます。
新鮮な牡蠣、スパゲッティ・ア・ボンゴレ、カリフラワーとチェダーのフリット、イチジクのポシェットとセモリナのケーキなどと一緒にお楽しみいただけます。
ソルトブッシュは真夏の灼熱の太陽が照らすオーストラリア内陸部に生息する植物です。塩分に非常に強く、葉に塩分を保持するユニークな能力を持っています。1970年代に大干ばつによる土壌塩化を改善するため、塩分を吸収し土壌をよい状態に保つ効果のあるソルトブッシュが植えられました。その後、ソルトブッシュのおかげで家畜、特に羊の群れが育つようになり、今や羊はオーストラリアの象徴となっています。これがオーストラリアはかつて「羊の背中に乗っていた」と言われた所以です。今日のオーストラリア形成に貢献した地味な植物「ソルトブッシュ」の伝説に敬意を表し名づけられたブランドネームです。
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