ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャックやボルドーのシャトー・マルゴー、そしてジャイアント・ステップス・・・。
そんな輝かしい経歴の醸造家がクールクライメットの下で挑戦し、こだわり続ける「ピュアであり続けること」。
醸造家 ティム・シャンド氏
オーストラリア ヴィクトリア州
ワイナリー概要:
1987年創業。1926年にイタリアから移住してきたナポレオーネ一家による家族経営のワイナリー。ブドウ畑を購入する以前はリンゴなどを栽培し果樹園を経営。
ヤラ・ヴァレーのコールドストリームに位置する自社畑のブドウを使用。畑は150エーカー。年間20,000ケースのみ製造。人的介入を控えた醸造によりセンス・オブ・プレイス、そしてヴィンテージの個性を表現しようとしています。あえて飲み手を尊重し、美味しくて真実味のある、そして手に取りやすい価格のワインを提供することが彼らの信念であり、純粋に飲む喜びは、エアリーバンクのマニフェストの最も重要な部分です。
ワインメーカーのティム・シャンドが自社畑で品種ごとに最適な場所を見極め栽培し、ピノ・グリ、シャルドネ、ガメイ・ノワール、ピノ・ノワール、シラーズ、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを植えてきました。
少量生産の精神は、多くの創造性を生み出し、硫黄の使用量を減らし続けています。
醸造家 ティム・シャンド:
ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャックやボルドーのシャトー・マルゴーで経験を積み、キャンティ、オレゴン、チリでも経験を積んだ後、ヤラ・ヴァレーにやってきました。ジャイアント・ステップスに在籍していた時には、話題になったワインのいくつかを手がけ、2014年にパント・ロードの醸造責任者を務めることになりました。ヤラ・ヴァレーの優れた果実を最大限に活かしながら、ポテンシャル豊かなワインを作っています。
ワインラベルについて – 「バウハウスデザイン」:
このエアラインバンクのラベルは、ニュージーランド出身のDan Bussell氏がデザインしました。ドイツで生まれた幾何学的な抽象表現を特徴とした、「バウハウス・デザイン」にインスパイアされて作成されました。かの有名なピエト・モンドリアンの幾何学的な抽象表現などにも影響を受けた「バウハウス・デザイン」の特徴は、丸、四角、三角だけを使って、デザインすることです。
エアリー・バンクの頭文字「AB」がこの「バウハウス・デザイン」を使って表現されています。AとBの境目は、ヴァレーを二分するヤラ川をイメージしています。
そして、それぞれのワインの香りをラベルの色や質感を工夫することで表現しているのです。