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セントラル・オタゴ「プロフェッツ・ロック」からデザートワイン120本入荷(2020.08.19)

アルザスの名門クンツバーで創業以来初めて同族以外で醸造長を務めたポール・プジョルがセントラル・オタゴで造るデザートワイン「ヴァン・ド・パイユ」。

デザートワインに関心の深い彼は、プロフェッツ・ロックでもいつか造ってみたいというのが長年の夢でした。一般的なデザートワインは貴腐ワインやレイト・ハーヴェストですが、この方法はプロフェッツ・ロックのブドウ畑にはマッチしませんでした。なぜなら、セントラル・オタゴでは貴腐菌も育たないし、生育期が急に終わってしまうこともあるからです。

そこで、ポールはヴァン・ド・パイユの造り方に興味を持ち造られたのがこのワイン。このスタイルの歴史は古く少なくとも紀元前800年頃から行われています。貴腐菌が産むフレーバーとは異なる自然な凝縮感を表現できるこの伝統的な醸造スタイルはポールのお気に入り。セントラル・オタゴのベンディゴのピュアさがそのまま凝縮されたかのような1本です。

初リリースの2016年は即完売となり、2017年はリリースされず、2018年は生産本数がごく僅かのため入手が叶いませんでした。

そして、2019年ついに入荷を致しました!!限定120本です。

プロフェッツ・ロック ヴァン・ド・パイユ 2019

参考上代 9,500円(税別)

収量は4トン/1haおよび約28hl/haに抑えられており大変少ない収穫量です。房ごと、手摘みで収穫されたブドウは房のままトレイの上に並べられ45日間乾燥。この乾燥により収穫時は1300kgあったブドウの重量は700kgになりました。 乾燥したレーズン状のブドウを房ごと6時間かけて圧搾し、得られた少量の果汁を天然酵母用いて13か月以上発酵。


トレイに整然と並べられた房状のピノ・グリ
このように乾燥されたブドウから絞って造られます。
コラボキュヴェも手掛け親交の深いフランソワ・ミエ氏はジュラ出身。
ヴァン・ド・パイユのヒントもフランソワさんから。
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