カレスキーの自社畑で、前世紀末に植えられた単一畑のブドウを使用しています。手摘みで剪定されたブドウの木は、収穫量が少なくカベルネ・ソーヴィニヨンにとって理想的な条件である、深い赤色粘土の上に浅い砂質ローム土壌に低収量で栽培されています。
葡萄は4月7日に収穫されました。除梗した後、オープントップの発酵槽に移し11日間発酵させ、1日2回ハンドポンプオーバーを行いました。果皮をプレスした後、カベルネは1/3が新樽、残りはフレンチオークのホグスヘッドに詰められ、自然なマロラクティック発酵が行われた。瓶詰め前に1年間樽で熟成した後、ボトリング。
深い紫色の色調。クラシックな品種のアロマがグラスから立ち上がります。スミレの香水、とカシスの香りに加え、ナッツのようなオークのヒントがあります。非常に力強く、とても魅力的なワインです。ミディアムフルボディのカベルネで、最高のフィネスと落ち着きがあります。リッチなバランスの取れたエレガントな風味で、清らかな果実味が輝きます。自然なタンニンが骨格とバックボーンを与え、心地よく長いドライなフィニッシュへと導く。上品なオークがこの真のカベルネに複雑さを添えています。
今飲んでも、10年後でも楽しめるクラシックなバロッサのカベルネです。
1838年、商人であり、製粉業者であったヨハン・ゲオーク・カレスキーはプロイセンから移住し、南オーストラリアにて新しい生活を始めました。今日、7世代後、子孫であり、同じく商人兼製粉業者であるカーム・ジョン・カレスキーはバロッサの北西に位置するグリーノックにこのカレスキーの多様な土地で農業を営み、ワイン造りをしています。一族の伝統を受け継ぐカーム氏は、干し草の製粉業者であり、籾殻やぶどうの商人でもあります。このマーチャント・カベルネ・ソーヴィニヨンは、カーム氏が手作業で剪定し、収穫した単一畑のワインです。フレンチオークのホグスヘッドで熟成させ、フルボディのワインに仕上げました。カレスケの典型的なストラクチャーとリッチさを示すフルボディのカベルネ・ソーヴィニヨンです。
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