単一畑のブドウを使用。収量が少なく、浅い砂壌土で栽培されている。ドゥリフにとって理想的な条件である。
ブドウは4月25日に収穫され、破砕された。オープントップの発酵槽で葡萄畑の野生酵母で自然発酵させた。発酵温度は30度に達し、発酵中は1日2回手作業でポンプオーバーを行った。アルコール発酵後、自然にマロラクティック発酵。ワインは密閉された容器に沈められた果皮と365日間接触した。2024年4月23日、フリーランジュースをタンクに排出し、果皮を優しく圧搾し、圧搾物を同じタンクにブレンドした。ワインは沈殿後、澱引きされ、樽熟成なしで瓶詰めされた。樽熟成は行わない。
深い紫色を呈し、非常に果実味豊かなアロマ。濃厚なダークチェリーとブラックプラムの香りにスミレの香水のニュアンス、スパイス、ボイセンベリーのアイスクリーム、口に含むと、鮮やかな青と黒の果実の風味が広がる。自然なタンニンがすぐに際立ち、明らかなグリップがある。逞しい骨格を加えている。ヴァラエタルで果実味豊か。上品な純粋さがこのワインの特徴である。ドライな余韻が長く続き、明るいデュリフを完成させる。
今、その初期の素晴らしさを楽しむこともできるし10年、20年と熟成させることもできる。
CCCLXV:ローマ数字のCCCLXVはアラビア数字の365に対応する。 CCCLXVドゥリフ...365日という長期間の果皮熟成が、この自然で凝縮した力強い品種に与える力強さの高さを示す、最高に力強いワイン。 凝縮した力強い品種である。
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