雄大なマレー川の恵まれた環境が育んだ力強く豊かなキャラクターで、国内外を問わず多くの人々に親しまれています。
オーストラリア サウス・イースタン・オーストラリア
アンドリューピースのワイナリーと畑が位置するのはマレー川の河岸。このマレー川は、ヴィクトリア州、ニューサウスウエールズ州、南オーストラリア州を流れるオーストラリア最長の川で、堆積された土壌と水資源により、昔から様々な作物の農業が行われてきました。アンドリューピースのワインは、この雄大なマレー川の恵まれた環境が育んだ力強く豊かなキャラクターで、国内外を問わず多くの人々に親しまれています。
1981年に当時国有地だった土地を買い上げ、ブドウ栽培を行ってきたピース家は、1995年よりワイン醸造を開始しました。当初は1,711トンだった収穫量は、現在では年間3万トン以上にも及び、家族経営のワイナリーとしてはオーストラリア最大規模にまで発展しています。
灌漑設備が整った1,600haにも及ぶ大規模な自社畑では、シラーズとカベルネソーヴィニョンをはじめ、シャルドネ、コロンバール、クローチェン、ゴルド、グルナッシュ、マルベック、マタロ、メルロー、ピノグリ、リースリング、ルビーカベルネ、サンジョベーゼ、ソーヴィニョンブラン、セミヨン、テンプラニーリョ、ヴィオニエなど多岐に渡る品種が栽培されています。特に、シラーズとカベルネソーヴィニョンは主要栽培品種で畑の面積は270haほどになります。また、オーストラリアでは生産量が僅少であるサグランティーノも栽培されており、アンドリューピースのフラッグシップワインになっています。
畑ではGPSによる区画管理や、モニタリング装置による灌漑の自動化と同時に貴重な水資源を必要最低限に留め、水資源は100%再利用を実現し、ワイナリーには大型のソーラーパネルを設置し電力を調達しています。広大な畑と灌漑設備を有効活用するために、余っている畑で小麦、大麦、アブラナ、とうもろこし等の灌漑設備に適した作物を栽培する試みも行っています。また、自社で3千匹もの羊を飼育し、ワイン醸造の後に残ったブドウの皮を飼料とすることで廃棄エネルギーの削減を図っており、ワイン醸造だけでなく農業や環境の幅広い分野におけるサステイナブルな取り組みを行っています。
生産されるワインの評価は非常に高く、オーストラリアの輸出業者トップ20に選ばれている他、1997年のヴィクトリア州ヴィンヤードオブザイヤー、2011年の新興輸出業者オブザイヤーなど、数多くの賞を受け続けています。日本においてもその評判は高く、SAKURAアワード、日本で飲もう最高のワインにおいて、トップクラスの評価を受け続けています。
【ワインメーカーズ・ノート シャルドネ】
「日本で飲もう最高のワイン2015」ベストワイン賞(白辛口ワイン)、プラチナ賞(専門家部門)、プラチナ賞(愛好家部門)、コストパフォーマンス賞
「SAKURAアワード2016」ゴールド賞
「ワイン王国」2016年3月号 5つ星獲得
【ワインメーカーズ・ノート カベルネ・シラーズ】
「日本で飲もう最高のワイン2015」ゴールド賞(専門家部門)、シルバー賞(愛好家部門)
【ペンギンズ・キッス シャルドネ】
「日本で飲もう最高のワイン2016」ゴールド賞(専門家部門)、ゴールド賞(愛好家部門)、コストパフォーマンス賞
【ワインメーカーズ・ノート レゼルヴ シャルドネ】
「日本で飲もう最高のワイン2016」ゴールド賞(専門家部門)、ゴールド賞(愛好家部門)
【ワインメーカーズ・ノート レゼルヴ カベルネ・ソーヴィニョン】
「日本で飲もう最高のワイン2016」ゴールド賞(愛好家部門)、シルバー賞(専門家部門)
【ワインメーカーズ・ノート カベルネ・ソーヴィニョン】
「日本で飲もう最高のワイン2016」ゴールド賞(専門家部門)